現実と虚構のズレをアイコン化したピンクアーミーシリーズで人気を博する戸泉。 戸泉は制作時期によって込める想いは異なるものの、モチーフの放つ輝きを大切に描いてきました。 近年では戸泉がコレクションする数多のおもちゃモチーフだけではなく、自然物も取り入れて「想像の世界」を展開しています。 画面に散りばめられた物語を繋ぐストーリーテラーのような役割をもったピンクアーミーが象徴的に描かれた作品は人気を博している。 過去の展示では岡本太郎美術館、浜田市世界こども美術館、富岡市立美術博物館 、東京都美術館、損保ジャパン日本興亜美術館、福井県立美術館で展示を行ってきました。2023年にアートフェア東京に作品出展。多くのアートコレクターの目にとまり注目を集めた。 世界の想像の仕方 「子供の頃おもちゃが好きで、ストーリーを想像しながら、ロボットを戦わせたり、いろいろな物を並べて架空の街を作ったり、そうやって、想像の世界に浸っていました。 その感覚は今も忘れてはいなくて、ただ昔と違って、今の今まで生きてくるにあたって得た知識や、日々流れてくるショッキングなニュースなども頭のどこかにあって、それらも想像の世界に入り込んできたりします。 それでも日々、自分が思う美しい世界を模索しています。 昔好きでよく行っていたおもちゃ屋さんのように、全ての色がそこにはあって、そんな輝いている世界をずっと描いてきました。 その中には珍しく生きた花を描いた作品も何点かあります。 家にいる時間が増え、庭でいくつかの薔薇を育てるようになりました。剪定したり、栄養剤を与えたり、雑草を抜いたり。 二年経って、つるバラは沢山の花をつけるようになりました。 花の命は儚いものです。 夜明けと共に開花した瞬間がもっとも美しく、二晩もすれば散ってしまいます。 そんな一瞬の輝きに目を奪われました。」(戸泉恵徳)
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